WFC 誕生
Kronos 社は1979年に打刻端末(タイムレコーダー)、1985年に最初の PC ベースの時間と出席の製品を開発・発売し、その残業計算、欠勤や遅刻等の通知機能、休暇管理機能、シフト自動作成機能、売上予測機能といった機能を追加し進化続けています。
大企業や国際企業に対応した製品としてWFC は製品化され、世界シェアNo.1 となっています。
当初製品構成
| 備考 | |
初期費用 | 購入時のみ | 永久ライセンス |
ユーザー数 | 都度支払い | 追加人数により変動 |
バージョンアップ | 都度支払い |
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アップグレード | 都度支払い |
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利用可能データベース | Microsoft SQL Server・Oracle | 開発環境 :Java Applet |
OS | Unix・Windows | |
オンプレミス OR クラウド | オンプレミス*1 | お客様側の自社保有サーバー |
Cloud(クラウド)版の登場
Cloud (クラウド)*2 の普及に伴い、お客様より Cloud (クラウド)製品開発の要望が多くなり、Kronos Cloud サービスを開発後、サブスクリプション*3 モデルのライセンス形態となりました。
ただ、Cloud (クラウド)と言われても技術的にAmazonやGoogleクラウドと異なり、マルチテナント・アーキテクチャーではありません。
なぜなら、Kronos 社データセンター側に、お客様毎の専用環境を作成し専用環境内でデータベースやアプリケーション*4 が起動するといったオンプレミスとほぼ同様の仕組みだったからです。
それもあり、Kronos 社は Cloud (クラウド)メリットをフル活用する WFD の開発を着々と進めていました。
スマートフォン版の登場
スマートフォン時代となり、スマートフォンを持つ人口も増え iOS*5 と Android*6 向けのアプリケーションソフトが増えてきました。そんな中、WFC でもアプリケーションソフトが開発されましたが、利用にあたってはインストールが必要だけではなくて、おオンプレミスの場合、追加費用が必要です。当時、モバイルで使用可能な機能は限られていましたが、高度な技術をもつ Kronos 社では iPad 専用のアプリケーション対応行い、モバイルで仕様が出来なかったシフト作成等も対応可能になりました。
Enterprise eTime
ADP 社提供している Enterprise eTime の勤怠管理サービスは WFC を機能として組み込まれています。Enterprise eTime は、ADP の環境でホスティングされていて、ADP がサポートしています。
開発環境の変更
開発環境においては、時代の流れとともに常に最新の技術を取り入れております。
WFC version | 開発環境 | 時代背景 |
~ Ver.7 | Java Applet | Java 全盛期 |
Ver.8 | Adobe Flash | Flash 全盛期 |
Ver.8.1 | HTML | Adbe 社によるサポート終了となり、スマートフォン時代になって、iOSとAndroidアプリ |
製品構成
項目 | WFC | WFD |
モデル | オンプレミス&クラウド | クラウドのみ |
インターフェース技術 | WIM | Boomi |
Cloud(クラウド) 環境 | Windows / Unix | Google Cloud |
モバイル対応 | アプリ | アプリ & Web |
技術 | HTML*8 | Web 2.0*9 |
アドオン開発*10 | 不可能 | 可能 |